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欧州連合加盟国欧州連合(EU)に加盟している国は2007年1月1日現在、次の27か国である。 ベルギー - オランダ - ルクセンブルク - フランス - イタリア - ドイツ - イギリス - アイルランド - デンマーク - ギリシャ - スペイン - ポルトガル - オーストリア - フィンランド - スウェーデン - ポーランド - ハンガリー - チェコ - スロバキア - スロベニア - エストニア - ラトビア - リトアニア - キプロス - マルタ - ルーマニア - ブルガリア
[編集] 統合の歴史
[編集] 加盟を希望する国
[編集] 加盟を希望しないヨーロッパの国・地域
[編集] 新規加盟の要件1992年に署名され、1993年に発効したマーストリヒト条約では以下の要件が示されている。 1993年にコペンハーゲンで開かれた欧州理事会の会合において以上の2点を踏まえた上で、EU加盟要件の確認、追加が行われた。これがコペンハーゲン基準である。コペンハーゲン基準は以下の4点に集約される。
EUとの加盟交渉を開始するためには、これらの要件を満たしている必要がある。これらの基準は、2004年のEUの東方拡大によって新たに加盟した国10か国との加盟交渉、及びこれより以前に加盟申請を行っているトルコとの加盟交渉開始から適用されている。要件の1番目にある「ヨーロッパの国」という点が最も問題になったのはトルコである。トルコに対して加盟交渉の開始が認められた事は逆説的に言えばトルコは加盟要件の1番目にある地理的要件である「ヨーロッパの国」たる要件を満たしていると解釈できる。(トルコの国際関係#EU加盟問題を参照。) これ以外に個別の国に対して、交渉開始の別個の要件が設定される場合がある。これまでにトルコとクロアチア、セルビア・モンテネグロに対して設定されている。トルコは、その人口の多さからEU側にトルコを受け入れる経済的余裕があるかが事前に審査された。クロアチアは旧ユーゴスラヴィア国際戦犯法廷に対する、同法廷より訴追されている人物の引渡しが要件として設定された。同法廷に対する協力はセルビア・モンテネグロに対しても要求されている。 なお、ブルガリアとルーマニアの加盟を控えた2006年12月14日・15日に、ブリュッセルの本部で行われたEU首脳会談では、2004年の東欧拡大による西欧各国への労働者大量流入に関する社会問題を鑑み、制度改革が整うまで、拡大のペースを緩めるべきとの採決が採択された。この中では、交渉を開始したクロアチアまでで拡大プロセスを中断するとしており、同じく交渉中のトルコを排除するものであった。これにより、交渉中のトルコは反発したものの、今後の拡大には時間がかかると予想される。 [編集] 加盟と加盟交渉の実態[編集] ブルガリアとルーマニア2007年1月1日に加盟が実現したブルガリアとルーマニアでは、2005年に加盟条約に調印したものの、欧州理事会は2006年5月に、2国は政治改革が進行していないこと(具体的には、汚職が横行している、犯罪組織のトップが野放しである、人身売買など人権の尊重が十分でない、関税撤廃が行われない、など)を理由として、07年1月の正式加盟を許可あるいは延期するかどうか06年10月に決定するとした。加盟条約では2008年末までを有効期限としていたが、06年9月26日に加盟許可が承認され、2国は予定通りに加盟することとなった。ただし、加盟後も改革の遂行を義務付けられ、改革が進まない場合、EUは2国への補助金停止などの措置を講ずることが出来る。 [編集] トルコとクロアチア2005年10月にEUの緊急外相会談においてトルコとクロアチアの加盟交渉開始が審議された。トルコの加盟に関しては長い間審議がなされていたが、貧しく人口の多いトルコの加盟により、低賃金労働者が大量に西欧へ流れ込み、摩擦が生じるだろうと早い内に予想され、またイスラム教国であることからも、西欧諸国(特にフランス)は「欧州入り」に批判的であった。05年の会談の際も、歴史的に仲の悪いオーストリアからの根強い反発があったが、オーストリアが推すクロアチアの加盟交渉開始を同時に認めることで取引が成立した。特に、NATOなどで関連が深いイギリスはトルコ加盟に意欲的であった。 しかし、2006年12月14日・15日のブリュッセル首脳会議において、EUはクロアチアの加盟交渉で拡大プロセスを中断し、トルコとの交渉は停止することで合意した。会議は理由として、東欧から西欧への労働者流入により、各国に改革の為の時間が必要であると説いたが、トルコとの交渉停止には、北キプロス問題の未解決と、第一次世界大戦中にあったとされる「アルメニア人虐殺問題」が原因となっている。特に、国内に50万人のアルメニア人を抱えるフランスでは、06年初頭に「アルメニア人虐殺に異を唱えることを罰する法律」を制定するなど、反トルコの姿勢を鮮明にしており、年内には加盟各国に対して反トルコ外交を活発に行った結果、交渉停止の合意に至った。トルコは反発したものの、この会議により、トルコ加盟には相当な時間がかかるものと予想される。 [編集] セルビアとモンテネグロ2006年に欧州理事会はセルビア・モンテネグロに対して、加盟交渉を開始する要件として、クロアチアと同様旧ユーゴスラヴィア国際戦犯法廷に対しての同法廷より訴追されている人物の引渡しを要求したが、セルビア・モンテネグロはこれを拒否した。このため欧州理事会はセルビア・モンテネグロの加盟に関する加盟交渉開始に関する手続きの交渉を中断するとした。この事は2006年5月にセルビア・モンテネグロからのモンテネグロ独立の可否を問う国民投票が実施された際、モンテネグロが独立することがEU加盟の早道であると言う主張を生む結果となった。一方で、EUはモンテネグロの独立が地域の情勢を不安定化させる要因になることを懸念しており、2003年にセルビア・モンテネグロが成立した際からEUへの加盟は「セルビア・モンテネグロ」としてなら認めるが、セルビアとモンテネグロがそれぞれ独立して加盟することを歓迎しない旨を公表していた。国民投票の直前になって、50%以上の投票率と55%以上の賛成と言う条件を示したが、2006年5月21日に行われた国民投票ではこのラインを突破している。しかし、06年12月15日の決議により、EUは拡大プロセスを中断することで合意した為、トルコと同様、加盟実現には相当な時間が必要と予想される。 [編集] 関連項目[編集] 外部リンク
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